避妊をする為に必要な方法はいくつもあります。一般的なのはピル、コンドームですが、その他にも女性の膣に器具を挿入するタイプ等もありますので、避妊を継続して行いたい方にとっては強い味方となります。避妊について色々な知識を身につけましょう。

避妊とPMDD目的はピルスタートのタイミングが違う

PMDDとは、月経前気分不快障害と訳される症状です。月経前に心身において様々な不調が出てくるPMS、生理前症候群の中でも、特に精神的不調に関する症状を指す言葉として使用されます。PMSよりも、より程度の強い、日常生活に支障を来すほどのやる気の消失や自己卑下と言った精神的不調があらわれるのが特徴です。人によっては、PMDDによって感情の抑制ができず他人に対して強い態度で接してしまい、そのことで人間関係に問題が生じたり、後になって強い後悔や罪悪感に悩まされると言うケースが出てくることも少なくありません。PMDDの原因は明らかにされていませんが、女性ホルモンの乱れが関係していることは確かだとされています。そのため、治療に際しては女性ホルモンを低用量含んだピルを利用することもあります。ピルは、PMDD治療以外にも、女性の様々な悩みを解決する役割を担っています。そのひとつが、望まない妊娠を避けると言う役割です。望まない妊娠を避けるために性交渉後、時間を置かずに飲むことで避妊ができるタイプのものもあれば、定期的に飲み続けることで避妊効果を得ることができるタイプのものもあります。PMDD治療を目的とした場合と、避妊を目的としてピルを利用する場合には、その服用スタートのタイミングは異なります。スタートタイミングは処方された医療機関の指示に従うのがいちばんですが、PMDD治療の場合には、生理開始日からスタートして1日1回、飲み続ける必要があります。一方、飲み続けることで避妊効果を得ることが目的の場合、3週間服用して1週間休薬するタイプのものと、1週間の休薬中に偽薬を飲む4週間、28日間にわたって毎日服用するタイプのものがあります。PMDD治療目的でピルを服用している場合、それにより避妊効果を得ることは可能ですが、それは本来の目的ではありませんからそれに頼るのは危険です。